防災の日

今日も混んでる電車に乗って出勤して、会議室でリモート会議(!!!???)をやっていたのですが、突如、

 

「ウガーーー!! ガチャガチャッドサー! ワーキャー!」

 

みたいな音が、オフィスビル放送の館内放送で流れまして、

あ、そうか今日、防災の日でしたね。 と思い出しました。

関東大震災、98年前だそうですね。

 

会議室に放送を切るスイッチはないので、放送が途切れたらすかさず会議の発言をするという。

防災課との戦いの日でもありました。。

 

この事実だけでも、会社の会議室はリモート会議には向かないということが主張できるでしょう。

明日も雨でしょう。

 

ちなみに館内放送は合同避難訓練(参加は任意)のために毎年流れます。

ビルの防災課がはりきって、効果音や悲鳴等の凝った演出をするのと、ビルのグローバル感やステータス感を出すためなのか、ひとつのことを伝えるのに、日本語英語日本語英語と放送を4回繰り返すという、20分間に渡る実に聞き応えのあるオーディオドラマなのです。

 

 

 

今年は東日本大震災の10年目でもありますね。

復興五輪を掲げた真夏のオリンピックが開催されるのを見て、

パンとサーカス、ローマ闘技場などに思いをいたしました。

 

10年前の震災は、すさまじい揺れが来て、

使うとは思ってなかった防災ヘルメットをかぶり、身を低くし、

ビルのエレベーターは止まり、電車も止まり、帰宅難民となって会社で一晩を過ごし、

明けてみると、電車は臨時ダイヤで動き、駅は人で溢れかえり、自転車が売れに売れて店頭から消え、

水道水は危ないといってペットボトルの水が売り切れ、じきにコンビニから食材が消え、携帯電話が繋がらず、

計画停電が行われ、CMがなくなり、耳に残るポポポポーーーン!の響き、SNSデマが出回り、

東北の嘆き、怒り、恐怖、困難、悲しみの断片を映像で知って、同僚の親族が亡くなったことを知り、

季節は春から夏となり、そのうち、暑いから、といって、冷房を使い始めました。

 

せめて当時の都内の大混乱を忘れないように、自戒して生きていたいと思います。

内省で終わっちまったい。。まあ、こんな日も。

 

またね!